マタニティヨガの知識と全国の教室

マタニティヨガ.com > 日本のヨガの歴史 > 動的なハタ・ヨーガ

日本のヨガの歴史

動的なハタ・ヨーガ

「ヨーガ学派」は「ヨーガ・スートラ」を根本経典として成立しました。

インド哲学(ダルシャナ)の中で、6派哲学(シャド・ダルシャナ)の1つにカテゴリーされ、静的なヨガでした。

12世紀〜13世紀にかけて、動的なヨガが出現するようになりました。

動的ヨガはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれ、タントラ的な身体観を基礎にしています。現在、日本を含めて世界各地に浸透しているヨガは、このハタ・ヨーガの方法に分類され、難しい座法(アーサナ)や呼吸法(プラーナヤーマ)を重要視し、「超能力」や意識が対象と一体化するという意味の「三昧」を追求する傾向もあります。

世界でのヨガの歴史においては、ヨガはバラモン教、仏教、ジャイナ教の修行法でもありましたので、歴史や詳細な学説に触れると記述が膨大なものになります。

日本でのヨガの歴史について、簡単に触れたいと思います。

日本に初めてヨガが瑜伽として伝わったのは、806(大同元)年、空海が唐から帰国してからです。その後、真言宗や天台宗における密教行法として、「護摩」「阿字観」といった形で、現代に伝わっていますが、「護摩」とは、サンスクリットのホーマを音訳して書き写したバラモン教の儀礼から取り入れられました。

また「阿字観」は弘法大師によって平安時代に伝えられた瞑想の方法で「阿字観ヨーガ」「密教ヨーガ」とも言われます。

ヨーガ・スートラ第2章に記述が見られる「観想」、すなわち「意識が対象から流出し、拡大する」という意味のディヤーナの音写が禅宗の座禅なのです。

実際にライフ・スタイルにヨガを健康法、美容法として取り入れている若い女性には案外知られていないことですが、達磨がインドから中国に伝えて成立したとされる大乗仏教の一派を代表する禅という日本の伝統的な宗教と、現在ブームになっているヨーガが歴史的に繋がっているということです。

昭和時代に、健康法としてブームになっている今日のヨガが伝播しました。

大きな社会現象を巻き起こし、一連の事件を引き起こした、新興宗教団体・オウム心理教が伝統的なヨガをその教えに導入したことで、一時期にヨガはタブー視され、下火になるという影響を受けてしまいました。

ヨガは、元々宗教との深い関わりからは切り離せないだけに、当時はそうした影響を避けるのは難しかったと思います。

健康ヨガは、2004年からは再びブームになり、脚光を浴びるようになりました。

テレビなどのメディアで、ダイエットに効くとして紹介されたり、ヨガを使ったCMも次第に増えていきます。

そんなヨガの普及を受け、フィットネスクラブなどでも、スタジオプログラムの中に、エアロビクスやボクササイズなどと同じように、ヨガのプログラムも取り入れられてきています。

スポンサードリンク